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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    友人を渡る

    火曜日、曇り昼から雨。
    SO宅を9時前に出て大谷インターから新しく出来ているkurateインターで下りて指定されて場所へと向かった。少し迷いながら運動公園らしき所にテニスコートを見つけて、近くの駐車場で待っているとTO氏がやってくる。4面のハードコートの2面を人工芝コートに、まだ新しく申し分ない、我々2人だけの専用コートみたいで、誰も姿をみせず。
    さっそくシングルスを始めたのだが、最初からライジングボールで押されて良いところなし。15から何とか45と追いついてほっとしてのぼくのサービス、流れから言って55になるだろうと高をくくっていたら、積極的な攻撃に簡単にブレークされてしまう。46でファーストを落とす。

    セカンドで頑張ろうと、一息入れ満を持してやると30とリード、このゲームはぼくの流れだと一息ついていると、40を狙っていたぼくのサービスはたやすくブレークされ31 そして32。次の ぼくのサービス42に近づいたかと思いきや、またもブレークされて33。43 44 45 46と又も終盤にばん回する余地もなくやられてしまった。かなりショック、相手が一段とうまくなっていたと認めざるを得なかった。

    それは3セット目に表れた。2セット目の終わりに2時間が経過、1時間延長してもらって、もう1セットの余裕があったのでお願いしたのだが、今度は一方的にやられてしまった。05からお情けのⅠゲームだけ16で終わっていた。手も足も出ないとはこのこと。甘いサービス、浅いボールは一発で簡単に見えるくらいに仕留められ、クロスに深くいいショットを放ったつもりでいると、素早く回り込んで得意のフォアでクロスにねじ込まれたり、ダウンダラインを攻められたりで手の打ちようがなくなっていった。
    そこには完全に実力差を認めざるを得ない状況になっていた。ここまで差があるとはショックも受けたがうれしくもあった。
    自宅で昼をごちそうになり、お礼を述べて雨の中を帰途についた。そして帰り道に位置するカマ市に向けて車を走らせた。
    昔、同じ釜の飯を食っていた旧友から何年かぶりに年賀状が届いていたのが、なぜか気になっていた。
    そこでは3~4棟の通路で結ばれているような団地が目に入った。なにせ初めて目にする造りに見えた。
    年賀状の住所の12を目当てに適当に押したピンポン。出てきた人にARさんご存じないですかと尋ねるとここですがと言ったので、ぼくは目をパチクリ呼び寄せられたような気がした。そう言われれば若かりし頃の奥さんの面影をかすかに見出すことが出来た。

    観覧車

    二人
    シングルス | 投稿者 ていちゃん 23:30 | コメント(0)| トラックバック(0)
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