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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    ウインブルドンも佳境に

    木曜日、曇り。
    毎日、ウインブルドン漬の日々が続いている。夜の12時までテレビの前に座り、深夜の分は録画して翌朝から午後までに見る日々。

    女子テニス界は群雄割拠のまさに戦国時代だ。ベスト4には1から3シードの姿はない。残ったのはアザレンカの4シード、シャラポアの5シード、クビトバ8シードとノシードのリシキ(リシツキ)。

    準決勝のシャラポアとリシキの戦いは、土居を破り破竹の勢いでフォー決めでバルトリを力でねじ伏せたリシキを買いたいところだが、今のシャラポアには歯が立たないだろう。

    全仏では肝心なところでのダブルフォールトの連発やショットのミスがが目だったのに、一月足らずのあいだに別人のように完璧なプレイしている姿に驚かされた。

    フォー決めで対戦したチブルコワは1シードのウォズニアキを1-6, 7-6 (7-5), 7-5の逆転で勝利して勢いに乗っていたはずなのに、シャラポアにテニスをさせてもらえず1616で手も足もでなかった。それほどシャラポアは強かった。ねばり腰の1シードを強打で勝ち抜いたチブルコバのこんなスコアーを誰が予想しただろうか。
    サービスで0 30となっても少しも慌てず狙ったところにサービスし、狙ったところに打ち抜いてくる、それが高い確率でコントロールされているから、元気者のチビルコワが唖然として見送るシーンがたびたび見られた。

    アザレンカとクビトバは同じような持ち味の選手だと想像している。どちらが勝ち上がっても、シャラポアのチビルコワとの戦いを見るにつけて、シャラポアのてっぺんは見えているように思える。

    シャラポア リシキ



    アザレンカ クビトバ

    昨夜男子のベスト4が出揃った。1シードのナダル、3シードのジョコビッチ、4シードのマレー、12シードのツォンガ。
    本命はナダルと言いたいが決勝戦の舞台にはナダルとツォンガ立っている思う。
    そして最後には、フェデラーをツーセットダウンからパワーで逆転したツォンガ、かにのハサミのように両こぶしを耳の横に持ち上げて、コートを跳ね回っている姿浮かんでくる。




    日記 | 投稿者 ていちゃん 11:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

    土居美咲選手の三回戦

    日曜日、曇り。
    O氏と久しぶり早朝シングルス。昨日、体育館でのダブルスの試合で疲労が残っていたと言うO氏。ワンセットジュースありでお願いした。12から22振り出しにもどり、心配したが、ぼくのねばりとドロップショットも適宜に決まりそのまま振り切った。
    その後ダブルス一試合、HG氏と帰り際にシングルワンセット。相手は肩を痛めていたらしく普段の力を出せずに63で何とか逃げ切った。

    (ウインブルドン3回戦)

    ここにきて日本の期待を一身に背負ったのは予選3回戦を突破して、本戦3回戦に進出した土居美咲だった。そこには皮肉にも本戦から出場した4人の姿(錦織、添田、伊達、森田
    )はなかったのだ。土居に蟻が群がるようにマスコミは押し寄せたのは無理からぬが、そんな経験の浅い土居をコーチや回りの人は守ってやったのだろうか。

    いかにも彼女が上がらない性格と自負していたとはいへ、コート上で1、2回戦の心境で戦えたのだろうか。
    前半は土居が持ち味を出して、さすがと思わしめるシーンは確かに見受けられた。リシキは不安定であったために互角の戦いに見えたのだ。リシキは徐々に持ち味を出し始め土居がワンブレークされてから45となったとき、相手のサービスで0 40とリード、て55となるに違いないと信じたが、リシキは得意のサービスを要所要所に決めて64でファーストをもぎ取ってしまう。リシキは55になるピンチを切り抜けると、セカンドはすっかり自信を取り戻して、土居の全てのショットに対応し、土居はミスが多くなり、リシキのサービスとフォアーの強烈なジャンピングショットが炸裂しだしてからは手のほどこしようもなかった。土居美咲46 26と敗れる。
    コートを去ってゆく後ろ姿はさびしかったが、日本の選手ではトップの成績、全米に向けてもっともっと磨きをかけて、日本に土居美咲ありと思わしめる選手になることを期待している。
    全豪準優勝、全仏優勝のリー・ナを力でねじ伏リシキは今大会のダークホースだと思う。
    土居美咲が負けたのは、いたしかたなかったと、ささやかれるかもしれない。


    日記 | 投稿者 ていちゃん 23:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

    土居美咲

    金曜日、はれ。
    昨日運動公園でダブルス4試合が応えたのか、あの炎天下が影響したのか、夕食後テレビの前に座ると、そのまま横になり12時まで仮眠、それから床へ、朝の6時まで寝ていた。今日も真夏日の様子だったが終日家で深夜録画のウインブルドンをじっくりと観戦。

    伊達がビーナスに後一歩と追い詰めたのは驚きで、見る人を感激させてくれた。負は負けでも錦織の負とは内容が天と地。グラフとの負試合がさも首を取ったかのように、何度も放映されているが、この敗戦もその一つに加わるのだろうか。

    それにして突如現われたように報道している土居美咲。マークしている解説者や報道陣は皆無だったのだろうか。第一試合も第二試合も勝利したのに、気持ちだけのスポットの放映。本戦での日本人の戦い、平等に放映してほしかった。錦織、伊達、森田は氏一回戦からフルに見せておきながら、2回戦に進んだにもかかわらず土居の放映がなく次は三回戦というから、テレビを見るほうがうろたえてしまった。

    早速テレビ解説室に土居を呼んで、今まで口にも出さなかったのに石黒やアナウンサー、解説者は、いかにもびっくりした顔つきで、歯の浮くような、褒め言葉を並べたてていた。
    こんな風に褒め上げられて、いい気持ちになって勝ち進んだ人たちのは数少ない。負試合で開設室へ戻ってきたのは伊達くらいだ。ほとんどの人は影を消して行く。

    土居は三回戦が終わるまでインタビューは逃げるべきだったと思う。浮ついて褒め言葉に慢心でもしていたら、勝てる試合も逃げてゆく。

    次の相手は甘い相手じゃのないのだ。土居の相手が決まるリー・ナとリシキの試合を最後まで見届けた。決勝戦でこんな試合をしてほしいと思うくらいの内容だった。

    全仏覇者のりー・ナが貫禄で優位に試合を進めていた。ファースト63でリー・ナ。セカンドは強烈なサービスとりーに引けを取らない強打のドイツのリシキが64で取りファイナルとなった。
    りー・ナのワンブレークで54、りーのサービスマッチとなってポイントも優位に進み誰もがリー・ナの勝利を予想したのだが、リシキはマッチポイントをしのぎ55と対に持ち込んだのだ。ファイナルはタイブレークなしで2ゲームとならければならない。
    王者に向かうリシキの捨て身とも思われるサービスと思い切りのストロークにりーはおされ気味に見えた。微妙にミスも出始めて結局86でリシキが取り歓喜が走った。リシキの36 64 86の勝利となったのだ。リシキの見せた歓喜の表現はあの苦しみを乗り越えた者のみが味わうことが出来る特権に思えた。

    土居はそのリシキと戦うのだ。

    リシキは21歳 178cm 70k 昨年末177位 6月20日 62位
    土居は 20歳 157cm 48k 昨年末157位 6月20日133位

    試合は終わってみなければ分からないが、かなり厳しいのは間違いないとおもう。

    昨年の全日本選手権土居美咲が米村知子を破って優勝した時、ぼくのブログ2010.11.6に杉山愛のあとを継ぐ一番手と書いた。
    それが現実に一歩も二歩も近づいている。

    リシキ

    土居美咲






    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

    久しぶりのシングルス

    水曜日、晴れ曇り。
    朝からインターネットで「めまい」を調べてみた。いろいろと原因はあるとのこと。
    そこにケイタイがあった。H氏から昼からのシングルスの件、今まで二回ほど断っていたので、めまいのことが頭によぎったがOKと返事をしてしまった。しばらくしてケイタイがなる。今度は明日運動公園Aコートを予約しますのでいかがですかと、ねんりんピック予選で同じく三位になったMさんからの誘いだった。これはダブルスだから問題なかろうとOK。またケイタイが鳴る、HG氏でさっきH氏と約束しましたのでと伝えた。三回立て続けに鳴ったのには驚いたが、久しぶりのつゆの晴れ間、それぞれの思いが伝わってきた。

    蒸し暑い炎天下、何かあったら悪しからずとめまいのことを相手に伝えて、試合を始めた。足があり、いいフォアを持っている彼とは分が悪い。でも来月半ばのF県ベテランの練習にはもってこいという気持でコートに立っていた。今日の気候条件、昨年のF県ベテランを思い起こしていた。最後にはお互いに痙攣を抱えながらの熱戦を。

    ファーストは1ゲーム先行を許していたが終盤44と追いつき64でとる。セカンドはぼくが1ゲーム先行して63で逃げ切った。スコア以上に厳しい内容で2時間は十分にかかっていた。大会に合わせてジュースありで行ったがジュースを繰り返し1ゲーム25分くらいかかったゲームもあったりした。
    もたもたしながらも最後まで頑張れたのは良かった。体力でまさっていると思われた相手の方が、ぼくよりばて気味に見えた。それほど、蒸し熱かったのだ。

    ダッシュの練習は始めたばかり、フットワークは素振りではさまになっていると思うけど、生きたボールにはほとんど通用しないが、体で思えていなくても、頭にあるだけで少しは違っているのかもしれない。

    ウインブルドン
    錦織、ヒューイットに16 67 76 36で敗れる。
    いい勝負しても負は負と言った仲間の言葉がピッタシ当てはまる内容の試合だった。


    伊達、昨年の覇者ビーナス相手に健闘中。
    セット11のファイナルで34伊達のサービス中で投稿します。

    伊達公子






    シングルス | 投稿者 ていちゃん 23:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

    F県ベテランテニスのドロー

    火曜日、曇り雨。
    二三日テニスにご無沙汰するとコートが恋しくなった。午前中はエアコンの取替え工事に立ち会ったので昼飯を済ませてチャリに飛び乗った。エアコンの機能の豊富になっているのに驚いた。金さえあれば便利な生活が出来るのは間違いない。
    日差しを気にしていると雨が降ったり止んだり、しかし久しぶりにテニスを楽しんだ。帰りのチャリは雨に濡れながらで、体調のバロメータの鼻水が夕食のあともよおし、ねっころがって柔軟体操をしていると突然目がぐるぐると回りだし、そのままの姿勢で目をつぶり納まるのを待った。こんなことは初めてでびっくりしたが、しばらくして正常に戻った。体調が悪かったのか、くわばら、くわばら。

    TO氏からケイタイあり。ドローを見ましたかという。F県ベテラン選手権のドロー送ってきたという。内容を繰り返し丁寧に教えてくれた。九州選手権の会場で話のついでに何時か対戦したいですねと話していたのだが、それが現実になっていたようだ。

    13名のエントリーでぼくが1シード。少なくとも17名以上は出場すると期待していたのにいつもと同じ人数だった。昨年の9月にポイントが見直されている。
             優勝  準優勝 B4  B8 
    16~9ドローは(旧) 56 34 20 14
    〃     (新)120 70 40 30
    24~17ドロー (旧) 75 45 27 17
    〃     (新)175 105 65 40

    ポイントが全て二倍以上になっているので、参加者は増えると勝手に解釈していたが、そうでもなかったようだ。その辺はぼくにはわからない。
    ぼくは昨秋優勝させてもらって120ポイント加算できたのが、実力以上にランキングを上げる大きな要素の一つになっていた。だから勝手にそんな風に思っていたのだ。
    後4名、17名になっていればポイントもまだアップできたのにと思うのだ。
    今回は昨秋とちがって1シードを守るのは容易でないと思う。まずTO氏との対戦がネックになりそうなだ。
    佐藤次郎のお母さんが戦いに持たせた言葉。「油断しないこと」「緊張しないこと」
    僕もこの言葉を胸に納めて戦って見よう。

    ウインブルドン、伊達は一回戦クリア。森田は雨の為、セット11、ファイナルは02で降雨中止になって翌朝再開されたが06で敗れて初戦敗退となった。

    会場

    日記 | 投稿者 ていちゃん 23:05 | コメント(2)| トラックバック(0)

    いよいよウインブルドン

    日曜日、今日も終日雨。
    いよいよ20日月曜日からウインブルドンが始まる。前哨戦の一つ、AEGON国際オープン男子(イギリス/イーストボーン)で錦織B4に勝ち上がっているのを目にして、この辺までは時々来るのだがと見ていたが、その後の活字にはならない。またもティプサレビッチ(セルビア)に2-6、4-6で負けていた。記憶に残るだけで彼には3連敗している。
    こんなことではウインブルドン1回戦のヒューイットとの対戦にも黄色信号が見えてくる。

    ヒューイット(オーストラリア)年齢30歳、過去の栄光を背負った下り坂の選手には違いない。10年前、全米で20歳のヒューイットはあれよあれよと決勝戦の舞台に駒を進めて一躍脚光を浴びた。そこで一時代を画していたサンプラスと対戦したのだ。誰もが試合の内容に注目したのだが、ヒューイットはお尻にジェットエンジンをつけているかのようにひろいまくって圧勝し、サンプラスに引退を決意させたのも記憶にあたらしい。そんな負け方であった。そして翌年のウインブルドンでも優勝したのだ。ナンバーワンにも輝き、伊達のように復活して活躍しているクレイステルスとの婚約そして破局とサンプラスには及ばないがその栄光の時代は忘れらない。

    ヒューイットがなしたように、錦織はヒューイットに引退の印籠を渡すような勝ち方をしてほしいと密かには期待している。
    男子はノーシードから勝ち上がったセッピ(イタリア)がティプサレビッチ(セルビア)と対戦、7-6(7-5), 3-6, 5-3とリードした時点でティプサレビッチが足の負傷を理由に棄権したため、そのまま優勝を飾った。

    女子はバルトリ(フランス)がクヴィトバ(チェコ共和国)を6-1, 4-6, 7-5のフルセットの末に下し、優勝を飾った。
    左右両手打ちのバルトリが優勝してくれてうれしかった。彼女のテニスに違和感をもつ人があるかもしれないが、ぼくは彼女のガッツある、闘志溢れる試合態度は見習うものがあると思っている。
    全仏B4でスキアボーネのテクニックについて行けずに、もろくも負けたのには心が痛んだが、これでウインブルドンには気持ちよく参戦できるだろう。
    2007年には決勝まで進んだ相性のいい大会だ。活躍を注視しょう。

    セッピ(イタリア

    バルトリ(フランス
    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

    今からのベテランJOP大会をめぐらす

    木曜日 くもり。
    つゆの晴れ間、くもりだがテニス日和。昼からチャリをとばす。
    サービスの練習をしていると、いい感触の腕の位置を確認できた気がした。今までも試していたポジションだが、その位置から肩を捻転しながら両膝を屈伸しその勢いでコートの中へと体を投げ出すイメージだ。左右両手打ちも、同じくいい感触がつかめつつある。両方ともやっとという思いがある。いつも言うだけで、もとの木阿弥になっていたが、今度は違ってほしい。これが本物になりつつあるのなら次の試合が楽しみなのだが。

    ベテランJOPの大会の中盤から終盤の締切が大会の月日に応じて締切が近づいている。もうそろそろ決断しなければならない。
    頭の中で思い巡らしていた、このしばらく。

    『東北ベテランテニス大会』(八月中旬前)山形県天童市
     車で1573km高速代片道30150円 ガソリン35000円往復
    車で19時間、新潟県の良寛が後半生住んでいた国上山、越後を訪ねてみたとか、富山市の観音寺の住職を訪ねてみたいとか思い巡らしながら。

    『四国ベテランテニス選手権』(八月初旬)香川県高松市
    車で片道572km7時間30分 高速代片道15000円ガソリン12000円往復(山陽道)
    高速バスで(K~福岡 福岡~高松)8600円

    『中国ベテランテニス選手権』(八月中旬)周南市
    車で

    『関西オープンテニス選手権』(八月下旬)甲子園
    高速バス(K~甲子園)12000円

    そしてふと思ったのが
    『北信越ベテランテニス選手権』(七月下旬)松本市浅間温泉庭球公園

    交通のアクセスが悪いとはなから除いていたのだが、あさどら「おひさま」の舞台の一つ松本市が浮かんできた。毎朝の楽しみで自分が誕生したころの戦争に巻き込まれていく時代背景のドラマがなつかしい。幼子であった自分にもあの時代のかけらは脳裏に残っている。時代に吸い込まれそうなやるせないテーマ音でのオープニングに、こころを戦争前に戻らせて見入っている。

    K~名古屋の高速バスで昨年東海毎日ベテランテニスに出かけた。それを利用して名古屋から松本までの高速バスを調べると期待した通りに用意されていた。
    高速バス(K~名古屋 名古屋~松本)15000円片道

    飛行機もあるはずだと調べた。(福岡空港から松本)シニア割引で12000円、空港までのバス代を入れても空を利用したほうが、ぐんと早くて割安であることが分かった。

    その気になっていたけれど、冷静に考えればどうどうめぐりしているいつもの自分がいた。さあ、どうしょう。

    全日本にこだわらなくてもと、自問自答している自分がいる。ランキングは5月末で同じく二十余位、6月末でどうなるだろうか、九州B8で若干下がるとだろうが三十位を下ることはないだろう。
    かねをかけて遠くまで出かけ一日一試合の孤独な戦い、ぼくにはあまり好きになれないのだ。

    日記 | 投稿者 ていちゃん 23:40 | コメント(2)| トラックバック(0)

    ダッシュの後遺症か

    木曜日、終日雨。
    二日間、夕食の後テレビの前に座ってごろりと横になるとそのまま起きることが出来なかった。最初の日は夜中に目覚め、昨日は4時近くまでそのまま横たわっていた。
    最初の日は特別なトレーニングを試みていたその影響かもと思ったりした。おかげでOK氏にシングルスを敗れたとは言い訳はしない。

    今年、まだ試合中の痙攣はない。長時間の試合がなかったと言えばそれまでだが、スロージョギングの成果かなと勝手に思っている。しかし、九州毎日の負けた試合、九州選手権で負けた試合を振り返ると何か技量以外で足りないものがありそうな気がするが、それがなにか五里霧中なのだ。経験不足だうんぬんと言われればその通りかもしれない。

    その前の日、元長距離ランナーのN氏にそのことを話してみた。しばらく考えていたが、ダッシュの練習が効果があるかも知れませんねとおもむろに言った。心肺力が高まるので、走らされて苦しいときに回復が早くなると言う。

    その日ぼくは昼前にコートに来て、早速ダッシュを試みてみた。ベースラインからネットまで、なん往復かするとフェンスにもたれこみ、やっと耐えて肩で息をした。それを何度か繰り返すと、体が壊れそうになったのでやめた。

    そして帰り際にストロークの練習の後、OK氏とワンセットお願いしたのだが、26で一方的にやられてしまった。OK氏はめきめきと腕を上げている一人だが、まだ何とかなるとの思いで戦っていた。いつもとは違いミスは少なく粘っていながら、チャンスには思い切りの良いフォアーで攻めてくる。やることなすことが空回りしだした。焦れば焦るほど思う壺。本番での負け試合を思い出し、頑張っては見たがどうすることも出来なかった。

    昨日はレッスンが主体であったにもかかわらず、パタンキュウになったのは、ダッシュの後遺症が続いていたのかもしれない。


    世界ランキング3位の日本人テニスプレーヤー』
    wowowが全仏放映で画面にスポットを流して佐藤次郎の宣伝をしていた。僕は早々と録画をセットしていた。九州選手権の終わった翌日13日月曜日夜に放映された。
    ぼくは固唾をのんで画面を見つめていた。昭和の初期、セピア色の時代に活躍した人くらいしか知らないのだ。
    彼は青春を謳歌してテニスを楽しんでいた。英国にも短期留学して男女平等に楽しむテニススタイルにまぶしい思いで見ていたに違いない。だが世界が戦争の渦中になって、彼の考えも変わっていった。
    まじめにまじめすぎる次郎はいつしか武士道的精神に巻き込まれていった。国家的観念みたいなものに支配されていった。彼にしてみれば国別対抗のデビスカップは全世界を相手とした一つの戦争であった。ドイツに敗れると生きて再び故国の土をふまじの覚悟であった。
    満州で砲丸と戦う代わりに自分はテニスの球を砲丸と思いラケットを握って戦うとすれば満州の兵隊にも申し訳が立つとの思いだったらしい。

    オーストラリアの17歳の格下に負けたのがトラウマのなっていたらしい。
    彼はコート上での国別対抗戦の敗戦にたいして国家国民に申し訳ない合わせる顔がないと腹を切る代わりに投身自殺をして果てたのだ。

    あの時代を思えば、みんなそんな思いであったと思うが命を絶つという行為に、佐藤次郎の大和魂を見る思いがした。

    日本と英国で新たにフイルムが見つかったとのことでの、番組だったかもしれないが、はるか昔の3位を強調せねばならないところに、日本人のジレンマを思う。

    女子の全仏を征した中国のりー・ナ、このスポーツでは日本が先行していたはずなのに、あれよあれよと言う間に持っていかれてしまった。29歳のりー・ナの活躍はまさにあっぱれ。全豪では準優勝とテニス界では晩年と思える年齢になっての一歩一歩の成長は、努力すればこうなれるんだよと範を示してくれたのだ。
    これを契機に日本を含むアジア選手の活躍を期待したい。



    ダブルス佐藤次郎マラッカカイキョウ




    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

    九州選手権70単の結果

    日曜日、終日豪雨。市内の一部に避難勧告でる。

    九州選手権70歳の結果を求めて、ネットで捜したずねてヤットたどりついた。
    17日の金曜日の昼から今日まで降雨で室内4面を使っての試合だったに違いない。
    左の山ではベスト4にぼくが敗れたO氏と3シードのY氏。二人のセミファイの対戦はY氏が67(1)6464で決勝に進んでいた。右の山のベスト4には5シードのFN氏が5シードのF氏に6364で勝ち、OK氏と2シードのT氏が対戦してOK氏が勝って、それぞれベスト4に進出し、二人のセミファイの結果はFN氏が6375で決勝に進んでいた。
    決勝戦の結果は夜にTO氏からのケイタイで知ることが出来た。5シードのFN氏と3シードのY氏との決勝戦はFN氏が勝っていた。いろんなことが頭を駆け巡るが、今日はこの辺で止めておこう。

    テニス会場

    『我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。それが僕の意見です。』
    スペイン北東部のカタルーニャで人文科学分野で功績のある人物に贈られるカタルーニャ国際賞を作家、村上春樹氏が受賞して、その受賞スピーチで述べた趣旨が、その言葉に込
    められていた。新聞の1ページに及ぶほどのスピーチの全文が昨日の新聞に載っていて、読んでみると体の中にスーットはいって来た。いっきに目をとうして、しばらく呆然とする。頭の中にごちゃごちゃでインプットされているのを時歴にのっとって、分かりやすく解明してしてくれていたのだ。もやもやしていたものが、くっきりと見えてくる思いがした。
    そこには今回の震災にともなう原発事故についての村上春樹氏の思いや考えが懇切丁寧に語られていた。

    日記 | 投稿者 ていちゃん 23:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

    九州選手権一般セミファイ小山対井上

    土曜日、終日雨。
    16日木曜日は相手棄権のため、ぼくは終日同世代の試合を観戦することが出来た。
    昼も大きく回って腹もすいたので駐車場に歩を進めていたが、近くにある1、2、3番コートをのぞいて見た。1番コートでは一般とおぼしき選手のラリーがいかにも激しく見えた。2,3ショットを見てから帰ろうと思っていたが、ベンチの日陰に席を求めて少し見ようと思った。ファーストは46ネームボードの上段に書いてある小山が負けたらしい。ダブルフォールトでセットを落とすと大声でわめきチラシながらラケットを思い切り通路まで投げ捨てた。こんなシーンはプロの世界でもあまり眼にしたことがない。
    ぼくは手にしていたプログラムを開いて小山という名前を探した。なんと本戦のナンバワンでJTAランキング32とあった。下段の井上は本戦WC(ワイルドカード 主催者推薦)井上貴博 亜細亜大学とあった。身長がありきりっとした若者で、そのサービスに釘付になったのかもしれない。フラットで思い切り叩く、普通の音ではなかった。

    ボールが割れるか、ガットが切れるか、ラケットが折れるか、オーバーかもしれないがぼくにそんな印象を与えたのは事実だ。レッスンで見るような基本に忠実なフォームから互いに目の覚めるような豪快なショットを繰り出して魅了していた。
    プロの試合を見るような錯覚に陥ったし、そうかもしれないレベルの選手が九州選手権の一般に出ているのだとも思った。
    その打球音に魅せられたのか、そっとベンチに座るひとや、立ち見の人たちが群がりはじめて、生きづまる熱戦を静かに見守っていた。そして小さく拍手した。
    小山は相変わらず自分のミスに怒りをあらわにして罵倒してラケットに当たった。
    あるときは相手のコートにほおり投げたりもした。井上はその辺を理解していたのか、黙って拾って手渡していた。
    でも小山のフォアーの、セミオープンスタンスからのジャンピングのショッはかっこよく、一発で何度も決めていたが、バックの両手打ちが単調で、少しでも甘くなると井上から攻められた。小山がワンダウンのまま終盤を迎えて45 46で終わるかと期待したのだが、小山は1シードの意地を見せてそこから食い下がり、何とか相手のミスを誘って55と互角に戻したが、そこで力尽きた。ブレークして56としたサービスにまさる井上は弾丸サービスを要所に決めて57と振り切り勝利した。
    帽子をとって素直に握手した瞬間にまたも小山はラケットに当たりちらし、またも通路まで投げ捨てた。



    後で分かったことだが、これは一般の準決勝の戦いであった。小山は32歳、井上は23歳だった。

    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

    のぞんだベスト4には届かず

    金曜日曇り、雨。
    70歳ベスト4を掛けての戦いが9時30分より今にも泣き出しそうな空の下5、6、9、10番コートで同時に行われた。ぼくの組合せの位置は左上の1シードの山の一番下で、1シードが勝ち上がるものと100%予想していたのに、1シードは2回戦の初戦敗退、シード破りは3回戦で沖縄の選手に敗れた。その試合を昨日観戦させてもらった。強打はないが、そつなく相手のいやなところにボールを運ぶ。そしてドロップを多用する。

    ぼくの体調は悪くなかった。昨日の休養で一昨日のハードな対戦の疲れは癒えていた。
    5分間の練習後、5番コートで相手のサービスで始まりいきなりブレークして10そして20 21 31 41とツーブレーク、ぼくのショットはこ気味よくきまっていた。このまま行くのだろうか。コートチェンジして風下からサービス、ここでナーバスになっていた気がする。意識しだしたのか風下の影響もありボールが浅くなっていた。相手はすかさづ威圧するように前に出てきて攻めてきだした。落として42 キープされて43、流れは変わっていた。
    コートチェンジ中、降雨で少し中断するが、小雨になり直ぐに再開。キープして53、キープされて54。コートチェンジしてまた相性の悪い風下からのサービスとなった。
    頭は混乱していたのかサービスを落として56とスコアボードを入れ替えようとして55ですよと相手から注意された。そのときの心境はいまもって理解できない。敵失に乗じて

    の相手の攻撃も素早かった。呆然として57でファーストを落としていた。

    相手は立ち直るすきを与えてくれなかった。相手はすっかり自分の持ち味のテニスを披露しだしていた。ぼくも自分の持ち味の両手打ちのストロークを思い切りためそうと打ってでた。互角の打ち合いは出来たと自負するが、結局、トータル的にぼくのミスが多くて16と落としてぼくの九州選手権は終わった。

    ドロー運に恵まれていると心ひそかに思っていたのは確かだ。口に出すと逃げ出しそうで我慢していたが、そうは問屋は卸さなかった。こんなドローは二度とないかもしれない。そこでドロー運に乗れない自分が情けなく思う。

    ぼくは勝負師にはなれないと、終わった後で何時もあらためて思うのだ。
    JOP大会 | 投稿者 ていちゃん 23:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

    九州選手権三回戦

    木曜日、雲。センターコートの中に受付がある。早めに行って組み合わせボードの前で名前を探すが見付からない。目玉をキョロキョロ必死になってもない。受付のおばさんにつげると、少しも慌てず何方ですかねと言う。70歳の○○ですというと、○○さんですかと言いますながらボードの右上の端を指さしながら案内した。そこにはぼくと対戦相手の名前を書いたプレートがあり赤字でWOとありぼくの名前は勝ちを表す赤のマジックで囲われていた。理由を尋ねるとレフリーらしき人がやって来て説明してくれた。家に不幸があったらしい。
    肩透かしを食わされた複雑な気持ちが一瞬よぎっていった。ぼくは昨日の疲れを癒す時間が与えられエイト決めの試合を堪能することができた。エイトにはぼくを除いて順調な勝ち上がりに思えた。ぼくの対戦相手は1シードを破った人に勝った沖縄の人。話しによれば今年から70で沖縄のトップブレヤーとのこと。
    ぼくもK県のブレヤーとしての自負をもって頑張ってみよう。



    JOP大会 | 投稿者 ていちゃん 19:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

    危うい勝利

    水曜日薄曇り。初戦の二回戦は9時30分より3番コートで行った。
    相手は地元のT氏。昨年の福岡ベテランでセット11からスーパータイブレークで辛うじて勝利している。
    75 76の僅差でようやく勝たせてもらった。薄氷を踏む思いのテニスだったが勝ち残ったのだ。ベスト8をかけた明日に標準をあわせて、早めにやすむことにしょう。2時間40分の戦いの疲れが心配になっている。
    JOP大会 | 投稿者 ていちゃん 20:14 | コメント(4)| トラックバック(0)

    九州選手権70一回戦観戦

    博多の森での大会は、義姉の仕事場に泊めてもらえる気安さもあって前日から出かけ一回戦を勉強している。仲間のA氏の試合でなさけないことが起きてしまった。ファーストA氏は元気なくかんたんに落とし、ぼくは他のコートの仲間の応援に出かけて戻って来るとセカンドはAのサービスで45の接戦となっていた。A氏がボレーを左サイド深く決めると右サイドにいた相手はアウトと手を上げた。会場のかどから見ていたので、自分の目の錯覚かと思ったりしていた。ジュースになって相手のマッチポイントとなった。A氏が右サイド深くロビングを放つと、相手は背中を向けバックしかかるとボールは相手の体にあたって大きく弾んだ。ジュースだと思っていると、自分の勝ちをあらわしてネットに歩みよっていった。ぼくは急いでそのコート近くで観戦している仲間の場所に戻ると大騒ぎになっていた。相手のマナーのことはC氏からボロクソに聞いていたので、そのあたりを注視していて、聞くほどでもないと思っていたのに、大事な場面でのあ二つの出来事には驚きを通りこし、いい年して、そこまでして勝ちたいのだろうか、良心のかしゃくはな
    いのだろうかと思ったりした。明日は初戦の二回戦、まずかいより始めよう。
    JOP大会 | 投稿者 ていちゃん 22:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

    赤土の王者 ナダルに軍配

    月曜日、曇り。
    昼前からコートへ。かごボールでDVDのフットワークの練習を試みるが、九州選手権を明後日に控えて、またまた迷うことをしているのだ。駄目おやじの叱咤激励を込めて息子からDVDをプレゼントされていたのに、一回見ただけ放置していた。あらためて見直してりー・ナもまったくおなじフットワークをして、あの強烈なフォアーを打っていたのだ。

    全仏、男子決勝戦は7576(74)61でナダルの勝利で終わった。戦いはがっぷり四つに組んだ横綱相撲だった。
    まさに火花が散るという、お互いの全知全能の限りを尽くした戦いだったが、最後に刀折れ矢つきたのはフェデラーだった。これで5連敗をきっしたフェデラーは赤土での負を清く認めた瞬間でもあったに違いない。
    この晴れ舞台での二人の戦いは、これで終止符を打つであろう。

    コイントス

    勝利のガッツ

    コートにふす

    カップとナダル

    二人並んで


    日記 | 投稿者 ていちゃん 21:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

    すばらしかった リー・ナ

    日曜日、雨のち曇り。
    一昨日、3日金曜の夜中、朝の4時過ぎまでフェデラーとジョコビッチのセミファイを見届けてベッドに倒れこんだが、寝付けずにいると、朝の10時には次男夫婦が新しい孫娘乗せて4人でやって来た。あそ神社に行きたいというので運転手であそ路を往復。
    その時は眠気はなかったが家に戻りテレビの前に座ったのはいいが、鼻水が止まらず、喉の調子もあやしくなり、女子決勝の10時まで体が持たず録画をセットしてベッドイン。

    今朝起きて新聞は見らづに早速、録画を再生した。
    ファーストは基本に忠実なフットワークでリー・ナのショットが冴え渡り22からブレークして32となった。サービスも好調で余裕でキープして行き、スキアボーネのねばりのショットを封じて64とワンブレークであっさりとものにした。

    セカンドもいきなりリーはブレークして10 20 21 31 32 42 43でリーのサービス、キープすれば53で勝利は目の前にぶら下る。百戦練磨のプロでさえも腕は縮む。それもグランドスラムの優勝なのだ。全豪の決勝戦でクライシュテレスに涙を飲んだが、今はそのときと逆の立場になって栄冠が目の前まで来ているのだ。ここにきてサービスやストローに思い切りの良さを感じられなくなっていた。それに乗じるかのように、スキヤボーネのスピンのきいたショットがベースライン深くに食い込み、ネットに出ては確実なボレーでしとめだした。リーの苦笑いがアップされた。なんども苦笑いをしていたジェコビッチの顔とかさなって、頭に不安がよぎった。015 1530 1540でブレークされ44。
    そしてエンジンのかかったスキアボーネはキープして45。
    ここまで負けそうな試合をセカンドで巻き返してファイナルで止めを刺すというスキアボーネのパターンが観衆の頭にちらつき始めたのは確かだろう。
    ここにきて二人の勢いは確かに変化していた。45でジュース3回目でリーは辛うじてキープで55。スキアボーネキープで56。リーはジュース2回目でキープして66のタイブレークにどうにか漕ぎつけた感じがした。
    タイブレークでは流れが変わりリーのワンサイドになって60からりー・ナの全仏がなった。その瞬間、顔を空に向けて大の字に倒れこんで喜びをあらわした。

    さあ、テレビの前に座り込んでいまから男子決勝を堪能しょう。
    ナダルを応援しているけれど、今のフェデラーではちょっと危険に思えるが、いいライバル関係にある二人、歴史に残る試合を期待する。

    sora

    握手

    男子決勝

    magoasouma





    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

    女子セミファイ

    木曜日、晴れ。1時より運動公園でしんちクラブの仲間の練習に初めて参加。3時間たっぷりダブルスを楽しむ。
    全仏、シャラポワ、リ・ナーに敗る。46 57
    肝心なところでのダブルホールトが命取りとなった。安定した強打のサービスに生まれ変わって勝ち続けていたので、強風の影響か、それとも勝てば決勝戦というプレッシャーか、シャラポワにとって悔いの残る負け方だった。
    テレビ観戦しながらでのケイタイから送信

    JOP大会 | 投稿者 ていちゃん 23:53 | コメント(0)| トラックバック(0)