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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    H氏のこと

    火曜日、晴れ。
    H氏に逢いたいと思って、午前中からコートへ出かけた。
    日曜日、ハウスの外で数人でたむろしているとH支配人が来て今月でやめると言いだしたのでみんなびっくりした。
    ぼくも開いた口が塞がらないようなショックを受けていた。

    テニス愛好者の彼は50歳半ばにして、長く働いていたところをやめて、新たら道を模索しているところにここの話があったらしい。
    4月頃からアルバイトで働き出した。会員の融和をはかったり、1人ぼっちの相手を見つけたり相手をしたり、いつも笑顔でみんなに気配りして、クラブハウスの雰囲気が明るくなって行くのを感じていた。

    コーチのごたごたのさいちゅう、タイミングよく正式に雇用されたと聞いてほっとした。
    企業訪問をしたりとかの抱負を語ってくれて、その意気込みに、彼がいればまだ救われると、ほっとしていていた矢先の出来事ったからだ。
    あと数日しかいない彼に逢いたいと、早めにコートに来たのだが、休んでいて逢えなかった。


    かごボールでM氏対策の練習をひとしきりして、壁うちの人とストロークをしばらくしてハウスに向かうとM氏が待ってましたとハウスの外のベンチに座ってぼくの方を見ていた。

    正午を回っていたので、おにぎり1個とバナナ1本ほうばってから、早速3セットマッチを開始。M対策は少しは役立ったとおもう。ファースト44から46で取られセカンドは26で負。負をしみ言えばスコア以上の内容だった。一歩の千里といえばそれまでだが。

    彼は伊達公子選手と同じようにライジングで打ってくる。ベースライン上から前出ても後ろには絶対さがらないのだ。ベースラインぎりぎりのボールはノーバンで処理したり、予測がうまくその上足が速く、決ったと思うボールにも絶対にあきらめない。そしてひらわれると攻守が逆転する。それを落とすとショック大なり。

    M対策をあと一つ二つ身につければ、もっと接近戦ができる予感はしている。


    ・・・・・・・・・・・・・
    女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープン・テニス(は28日、シングルス2回戦が行われ、クルム伊達公子は、世界ランク29位のD・ハンチュコバに対し4-6, 6-0, 4-0とリードした場面でハンチュコバが棄権、3回戦進出を果たした。

    勝利したクルム伊達は、3回戦で今季の全仏女王であるF・スキアボーネとベスト8進出を懸けて対戦する。
    ・・・・・・・・・・・・・・

    伊達は3回戦も勝つに違いない。相手は全仏女王と言っても、うんもあっての勝利だ。年齢も30歳近くで身長もパワーも伊達といいところだ。伊達の体力に問題なければライジングボールが炸裂するだろう。

    もし勝った場合、ダブルスは棄権してシングルスに専念してほしい。


    シングルス | 投稿者 ていちゃん 22:47 | コメント(0) | トラックバック(0)