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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    感動と勇気

    雨雨。
    午前中からバンクーバー冬季五輪、女子フィギュアースケートフリーを観戦。

    これがまさに五輪の醍醐味という戦いというのを見せつけてくれた。キムヨナの完璧な演技の高得点が表示され、割れんばかりの歓声の中で浅田真央はイヤホーンを付けていた。浜崎あゆみの曲をボリュームをあげて聞いていたのだ。

    その緊張感の中、真央はリンクに降り立ち、会場の静まるのを待つかのように、静かにゆっくりとリングにそって大きく周回して、リンク中央にむかった。
    ラフマニノフの前奏曲「鐘」にのってゆっくりと滑り出し演技は始まった。

    m-1m-2m-3m-4

    真央がスランプのとき、この曲について胡散臭い話を耳にしたことがあったけれど、記者会見ではタチアナコーチから五輪にふさわしいプログラムだと言われて信頼して取り組んで来たと結んでいた。

    五輪史上初となる2度のトリプルアクセル(3回転半)に成功して期待したが終盤に痛い小さなミスが2度ほど出てしまった。この時点でキムヨナに遅れを取り金メダルは遠のいたと思えたが、最後までその演技は客席、テレビの前の我々を堪能させてくれ頑張った真央選手に拍手喝采した。

    直後の記者会見で涙した。2度のミス、トリプルアクセルをクリアーしたのちに出た、普段ではありえないアクシデントが悔しかったのだ。

    だけれども冷静に思うと、真央選手が2度のミスが無かったとしても、僅差でキムヨナには勝てなかった気がする。
    それほでキムヨナは落ち着いて演技をこなして行き、余裕さえ感じた。ミスを探そうにも見あたらないほど。

    テレビでのゲストがいみじくも言っていた、銀盤の女王には「銀」がにつかわしいと。

    二人のライバル関係は次回のロシア(ソチ)までは確実に続くでしょうから益々目が離せなくなりそうだ。

    安藤美姫のフリーはほぼ完璧だったが、惜しくも5位。

    a-1a-2s-1s-2

    鈴木明子はすがすがしい演技で8位入賞をはたし、日本3選手とも力を十分出し切り、見る人たちに感動と勇気を与えてくれた。めでたし、めでたし。

    日記 | 投稿者 ていちゃん 21:47 | コメント(0) | トラックバック(0)