2013年07月31日
総体を前に高校生の練習風景見学
土曜日、真夏日。
昨日、腰を屈めてテニスの準備をしていると、はずみで腰を痛め、小さな違和感であったが、心配していたことが起きてしまう。かごボールとレッスン、少しやりすぎて帰ると、症状は一段と進んでいた。
今日のコートは高校生総体の練習で、使えないと分かっていたのでほっとしていた。
10時過ぎチャリを走らせ見学に出かける。ペダルをこいでいると痛みの箇所が足から伝わって来た。リハビリと思いゆっくりペダルを踏んでコートに向かった。
女子は長崎県佐世保の九州文化学園、男子は岡山の高校生だという。女子の中に全国で二位になった選手がいる、ラリーしていた背の高い女の子だと社長が教えてくれた。めずらしく身長があり伸び伸びとしたテニスをしていた。全米のジュニアーに出たとも言った。
インプットされた情報はそれだけ、今春のクラブで、中学を卒業して長崎の高校に行くという女の子がいた。県下ではトップにいたはずで、小柄だがストロークはしっかりしていた。
えー、長崎とぼくは一瞬いてみせた。柳川というなら理解できるが長崎にそんなテニスの名門校があるとは耳にしてなかった。
コートの選手はその子が遊学した学校の選手たちだった。
サービス、ストロークと荒削りだったが、一球必殺のパワーは込められていた。
家の戻ってパソコンで調べると、興味深い内容の記事を見つけることが出来た。
高校総体のテニスは金曜日から博多の森と春日公園コートで行われる。九州文化学園がどんな成績を残すのか、エース山口真琴(1年)がリベンジを果たせるのか興味深い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『初出場で優勝を目指す九州文化学園の中嶌主将とエース山口』
同好会としては抜きんでた戦績だ。昨秋の九州大会を初出場で制した女子の九州文化学園(長崎県佐世保市)にチームができたのは2011年。今年4月に正式な部へ昇格する前に、「選抜で優勝する」と山高直史監督(33)は言い切った。
来年の長崎国体を見据え、関係者が強化に動いた。外資系企業の営業マンだった山高監督が故郷に呼び戻され、地元の銀行が所有する照明付きコートが練習場に用意された。県内や好選手が多い福岡で部員を勧誘し、昨夏の高校総体は1、2年生だけで16強入りを果たした。
エース山口真琴(1年)は「日本一になって、プロを目指す」と福岡から入学。150キロ近いサーブから攻め抜くスタイルを追求する。長崎出身の江代純菜(2年)は「自分たちで伝統を作っていくのが面白い」。選抜優勝17度の福岡・柳川高出身で実業団でもラケットを握った監督の「やりたいプレーをやり通せ」という方針通り、伸び伸びと取り組む雰囲気が新鋭らしい。
選抜の団体戦には7人以上の登録が必要だが、本来の部員は6人。そこで、昨年9月から2人の未経験者が助っ人として加わった。応援部と掛け持ちする森重遥(2年)は、「みんな本当に一生懸命。優勝できそう」と期待する。
第2回以降の選抜大会で、初出場優勝は第28回の男子・長尾谷(大阪)だけ。高いハードルながら、中嶌瑞希主将(2年)は「頂点を取れると思って頑張ってきた」と力強い。フレッシュな風を春のコートに吹き込みたい。(おわり)
(2013年3月16日 読売新聞)
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野田学園高・前田さん テニス全国大会V 県勢初の快挙
本紙2月13日付「聞かせて」でも紹介した野田学園高テニス部主将・前田夢佳さん(3年)が、「第35回全国選抜高校テニス大会」(3月20~26日、福岡県)女子シングルスで初優勝した。同種目での優勝は県勢初の快挙で、8月に開催される全米オープンジュニアの出場権も獲得。15日には山本繁太郎知事からメダル栄光(体育賞)が贈られた。
野田学園高の牛見正彦理事長、テニス部の田中聰規監督とともに県庁を訪問。前田さんは「たくさんの人に応援してもらったおかげ。将来はオリンピック出場を目指したい」と話した。
9-7(8ゲームマッチ)の接戦となった準々決勝を制して波に乗ると、準決勝では強豪、相生学院(兵庫県)・観音堂万友選手と対戦し、2-0(3セットマッチ)で快勝。続く決勝戦でも、九州文化学園(長崎県)・山口真琴選手に2-0(同)のストレート勝ちし、頂点に立った。
今後は8月に開催される全国高校総体(インターハイ)や全日本ジュニアにも出場。「まずは国内の2大会で優勝。全米オープンジュニアでは予選を突破し、本戦へ進みたい」と意気込んでいる。
下関市出身の前田さんは、父の影響で小1からテニスを始めた。現在は同学園の女子テニス部寮で暮らし、下校後は午後9時まで練習している。(2013年4月19日(金)号 サンデー山口)
昨日、腰を屈めてテニスの準備をしていると、はずみで腰を痛め、小さな違和感であったが、心配していたことが起きてしまう。かごボールとレッスン、少しやりすぎて帰ると、症状は一段と進んでいた。
今日のコートは高校生総体の練習で、使えないと分かっていたのでほっとしていた。
10時過ぎチャリを走らせ見学に出かける。ペダルをこいでいると痛みの箇所が足から伝わって来た。リハビリと思いゆっくりペダルを踏んでコートに向かった。
女子は長崎県佐世保の九州文化学園、男子は岡山の高校生だという。女子の中に全国で二位になった選手がいる、ラリーしていた背の高い女の子だと社長が教えてくれた。めずらしく身長があり伸び伸びとしたテニスをしていた。全米のジュニアーに出たとも言った。
インプットされた情報はそれだけ、今春のクラブで、中学を卒業して長崎の高校に行くという女の子がいた。県下ではトップにいたはずで、小柄だがストロークはしっかりしていた。
えー、長崎とぼくは一瞬いてみせた。柳川というなら理解できるが長崎にそんなテニスの名門校があるとは耳にしてなかった。
コートの選手はその子が遊学した学校の選手たちだった。
サービス、ストロークと荒削りだったが、一球必殺のパワーは込められていた。
家の戻ってパソコンで調べると、興味深い内容の記事を見つけることが出来た。
高校総体のテニスは金曜日から博多の森と春日公園コートで行われる。九州文化学園がどんな成績を残すのか、エース山口真琴(1年)がリベンジを果たせるのか興味深い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『初出場で優勝を目指す九州文化学園の中嶌主将とエース山口』
同好会としては抜きんでた戦績だ。昨秋の九州大会を初出場で制した女子の九州文化学園(長崎県佐世保市)にチームができたのは2011年。今年4月に正式な部へ昇格する前に、「選抜で優勝する」と山高直史監督(33)は言い切った。
来年の長崎国体を見据え、関係者が強化に動いた。外資系企業の営業マンだった山高監督が故郷に呼び戻され、地元の銀行が所有する照明付きコートが練習場に用意された。県内や好選手が多い福岡で部員を勧誘し、昨夏の高校総体は1、2年生だけで16強入りを果たした。
エース山口真琴(1年)は「日本一になって、プロを目指す」と福岡から入学。150キロ近いサーブから攻め抜くスタイルを追求する。長崎出身の江代純菜(2年)は「自分たちで伝統を作っていくのが面白い」。選抜優勝17度の福岡・柳川高出身で実業団でもラケットを握った監督の「やりたいプレーをやり通せ」という方針通り、伸び伸びと取り組む雰囲気が新鋭らしい。
選抜の団体戦には7人以上の登録が必要だが、本来の部員は6人。そこで、昨年9月から2人の未経験者が助っ人として加わった。応援部と掛け持ちする森重遥(2年)は、「みんな本当に一生懸命。優勝できそう」と期待する。
第2回以降の選抜大会で、初出場優勝は第28回の男子・長尾谷(大阪)だけ。高いハードルながら、中嶌瑞希主将(2年)は「頂点を取れると思って頑張ってきた」と力強い。フレッシュな風を春のコートに吹き込みたい。(おわり)
(2013年3月16日 読売新聞)
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野田学園高・前田さん テニス全国大会V 県勢初の快挙
本紙2月13日付「聞かせて」でも紹介した野田学園高テニス部主将・前田夢佳さん(3年)が、「第35回全国選抜高校テニス大会」(3月20~26日、福岡県)女子シングルスで初優勝した。同種目での優勝は県勢初の快挙で、8月に開催される全米オープンジュニアの出場権も獲得。15日には山本繁太郎知事からメダル栄光(体育賞)が贈られた。
野田学園高の牛見正彦理事長、テニス部の田中聰規監督とともに県庁を訪問。前田さんは「たくさんの人に応援してもらったおかげ。将来はオリンピック出場を目指したい」と話した。
9-7(8ゲームマッチ)の接戦となった準々決勝を制して波に乗ると、準決勝では強豪、相生学院(兵庫県)・観音堂万友選手と対戦し、2-0(3セットマッチ)で快勝。続く決勝戦でも、九州文化学園(長崎県)・山口真琴選手に2-0(同)のストレート勝ちし、頂点に立った。
今後は8月に開催される全国高校総体(インターハイ)や全日本ジュニアにも出場。「まずは国内の2大会で優勝。全米オープンジュニアでは予選を突破し、本戦へ進みたい」と意気込んでいる。
下関市出身の前田さんは、父の影響で小1からテニスを始めた。現在は同学園の女子テニス部寮で暮らし、下校後は午後9時まで練習している。(2013年4月19日(金)号 サンデー山口)