tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
<<  2009年 2月  >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
  • いてぃごのどうでもいいはなし
  • 山口オレンジテニスクラブ
  • 悪戦苦闘記録
  • ちゃーぼうと一緒
  • 最近の記事
    終日喪に服す
    09/28 22:56
    テニス仲間の訃報
    09/27 22:43
    墓参り
    09/25 22:24
    最初と最後で
    09/23 21:30
    ダブルスの軌跡-2
    09/22 22:24
    ダブルスの足取りー1
    09/21 22:47
    障子の張り替え
    09/20 21:38
    M氏単複優勝 グラス…
    09/13 23:49
    M氏単MS氏複ファイ…
    09/12 23:11
    ダブルス 初戦突破の…
    09/11 22:26
    月別アーカイブ
    最近のコメント
    I'm on wor…
    Arianna 10/26 13:19
    優勝おめでとう!…
    akemi 09/15 23:37
    リリパパへ強がり…
    ていちゃん 09/14 23:20
    優勝おめでとう!…
    リリパパ 09/14 20:40
    リリパパ へ惜し…
    ていちゃん 09/14 20:09
    akemi ちゃんへ…
    ていちゃん 09/14 16:58
    akemi ちゃんへ…
    ていちゃん 09/14 16:57
    ダブルス決勝進出おめ…
    リリパパ 09/13 06:59
    いろいろとドラマのあ…
    akemi 09/10 20:42
    じいちゃん、おめでと…
    akemi 08/25 14:14
    このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






    「シートン動物記」ロボー

    晴れ、昨日今日とテニスを休んだので疲れを癒すことが出来た。
    朝早く目覚めたので久しぶり本を読む。「シートン動物記」の中の最初にある(ロボー)を読んだ。テレビで灰色狼の群れをひきいる王様(ロボー)の捕獲の場面をたまたま見たこともあって、古本屋で100円で買った世界教養全集の中に「シートン動物記」のあるのを覚えていたのだ。

    文明、科学の発展ともに便利な世の中になったが、争いは絶えず、貧富の差は広がり親子の情は薄くなって絆はぎすぎすしたものになっている。それに比べると動物の世界では今も昔も変わらず、人間の迫害にも何も言えずにたんたんと黙々と生きており、ペットにすれば愛情を注いだ分だけ応えてくれて裏切ることがないから、飼っている人が増えている時代でもある。

    メキシコにある厖大な牧牛地域での牧牛を襲う狼の群れと牧童との知恵比べの物語だ。懸賞金のかかったロボーを捕獲する為に一攫千金を目指して入れ替わりで来る捕獲者にダメージを与え続けて、誰も手におえず王者として恐れられていた。
    そこにシートンが現れて試行錯誤の上で巧妙にわなを仕掛けて妻と見られていた白銀の狼(ブランカ)を捕獲して殺した。
    ロボーのいなくなったブランカ(白)をさがしまわる悲しげな吼え声がきかれたそうだ。

    『いまはもう、その声にはまぎれもない悲しみの音がこもっていた。それはもういつもの高い、いどみかかるような咆哮ではなかった。長い哀れな、まぎれもない号泣の声であった。「ブランカ!ブランカ!」そういって叫んでいるようでもあった。そうして、日がとっぷりくれた頃には、ロボーはわたしたちがブランカに追いついた箇所からそう遠くないところにいるのに、わたしは気がついた。とうとう彼はその足跡を発見したらしく、わたしたちが彼女を殺した地点に彼がきたときには、彼の胸の破れんばかりの号泣の声は、哀れで聞いていられなかった。それは、わたしのとうてい想像もできなかったほど悲しいものであった。情け知らずのカウボーイたちまでが、それに気がついていうのであった。「いままで狼があんなふうに咆えているなあ、聞いたことがねえのう」ロボーは演じられた悲劇をはっきり知ったらしかったーーーブランカの血がその死に場所を汚しているのだから。』

    ロボーはブランカの死体をひきづりまわして臭いを付けた罠に同じようにかかり、捕らわれたが最後まで王者としての誇りを持ち、与えらた水と肉には振り向きもせず、翌朝、老王狼は死んでいた。

    『わたしはロボーの頸から鎖をはずし、カウボーイの一人に手伝ってもらって、彼をブランカの屍体のおいてある小屋へはこんでいってやった。そうして、わたしたちがロボーをブランカのそばへおくと、牛飼いの男が声をたてていったーー「ほれよ、お前はおっかあのそばえきたがっていたが、これでまたお前たちはいっしょだぞよ」』
    観戦 | 投稿者 ていちゃん 23:37 | コメント(0)| トラックバック(0)
    トラックバック
    こちらの記事へのトラックバックは下のURLをコピーして行ってください。
    コメント
    この記事へのコメントはありません。
    画像
    画像の数字:
    名前:
    メールアドレス:
    URL:
    コメント: