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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    九州毎日70M氏単複を征する

    日曜日、晴れ。
    昨日家に戻ったものの、今日の決勝戦のことが気になってしかたがない。75歳以上も仲間のF氏がシングルスの決勝に臨むし、一般の決勝もあるはずだと思うと、こういう機会を逃してはと車をとばすことにした。
    9時半過ぎに博多の森テニスコートの上にある駐車場に着き、車を降りてコートの方に歩を進めるとセンターコートに次ぐ1,2,3番コートが観覧席の上から見下ろす形で目の前に広がってくる。3コートとも選手が登場して試合が始まっていた。

    目をこらすと1番コートは一般の決勝戦、2番コートは70、そして3番コートには75歳の決勝戦が始まって間もなかった。
    観覧席の一番上段から見下ろすとコートの真横から見る形で3コートの試合を一度に把握することが出来た。

    一般は1シードの前原(JTAランキング87位)と2シードの吉川(JTAランキング134位)の対戦、若者らしいストロークの応酬で互角の戦いに見えたが吉川のストロークがまさりファーストをものにしたがセカンドは3連覇している前原が巻き返して、ファイナルへと持ち越された。ファイナルは前原の落ち着いた試合運びで吉川のミスを誘って62と連覇の貫禄を示して終わった。

    二人とも今時の若者にめずらしい片手バックハンドで、前原はラケットを立てた状態からU字型に鋭く振り下ろしてのスライスでひつように粘る。吉川の片手バックハンドはトップスピン、スライスはほとんどつかわない、というのが二人の特徴、そして二人ともナンバー1、2にふさわしい安定したフォアーハンドを持っていた。

    2番コートの70歳の決勝戦はファーストはパートナーのM氏が取ったのでやれやれと安堵してみていると、セカンドはH氏が接戦を終盤巻き返して75としてファイナルとなった。
    ファイナルはM氏のひつような粘りに、勝ち急ごうととしているのかH氏のミスが目立ち始めた。M氏の体力を心配したが、H氏の体力にも限界が来ていたようだ。63くらいでM氏の勝利で単複両方のウイナーとなっていた。
    H氏は昨年も決勝戦でO氏に負けていた。気持ちを察するに余りあるが、勝負の世界は厳しい。

    3番コートの75歳の決勝戦は06 06と不甲斐なくF氏は敗れ去っていた。

    その後行われた75歳ダブルスの決勝戦は、昨年の全日本ベテランの優勝ペアー(TU氏、MU氏)で地元のペアー(A氏、N氏)にファーストを61で取りさすがだと思っていたがセカンドを57で落とすと流れは地元ペアーに移り、盛大な応援も後押しにして、一気に勝ちきった。

    五月晴れを思わせるすがすがしい陽気で、風もなく絶好のテニス日和、内容のある試合を見渡し、わざわざ来たかいがあったと思う。
    JOP大会 | 投稿者 ていちゃん 22:34 | コメント(0)| トラックバック(0)
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