2012年04月13日
九州毎日70ダブルスで頑張る
金曜日、小雨曇り(博多の森)
九州毎日テニス選手権70歳以上のシングルスは11日水曜日から行われた。当日は朝から土砂降りでてっきり中止と宿りでたかをくっていたら、待機の13時までに予報どおり空模様は回復しだして、ヤバイと博多の森に急いだ。14時から試合開始で13番コートの3番目になっていた。2試合はスムーズに行き、いよいよぼくの出番となった。
雨上がりの水を含んだ、その上砂の少ない人工芝、そして強風の舞うコートと、ぼくのテニスは適用できずに、両手打ちの打ちそこないがいく度あったことか。それでもなんとか踏んばり33まで行き、43と成りかけたのを落とすと36ファーストを落としてしまった。
大阪からの相手は、ランキングは70台で実力は遜色ないと踏んではいたが、対して見ると思った以上に手ごわかった。甘いボールはすかさず攻撃に転じられ、スライスを相手のバックに沈めてネットに出ると、スライスでストレートを何本も抜かれていた。初戦で敗退か、今日までの練習はなんだったのか、頭には色んなことがよぎっていた。
セカンドは必死で終わってみれば61でものしていた。強風は収まらず何時しかナイターが点灯していた。
ファイナルは41とリードして勝利を手繰り寄せたと安堵したのがいけなかった。42 43 53でぼくのサービス、0 40とブレークされそうになった。ヤバイヤバイと心の中で叫んでいた。54での相手のサービスに勢いを与えてしまう。そうなればむつれることは避けられない。
そこからジュースまで持ち込み、逃げ切ってぼくの勝利となったが、ぼくの体はかなりのダメージを受けていた。
12日(木)シングルス2回戦は9時半から14番コートで行われた。相手は今年から70歳以上に参戦の選手、北九州のT氏のテニス仲間で技量は聞き及んでいたが、そこそこ戦えるのではと内心思っていた。
しかし蓋を開けてみると最初の1ゲーム、チャンスがあるのを落とすと、後は取れそうにあって取れなかった。終わってみれば06。ベーグルで落とは。セカンドは最初に1ゲームとり、1回戦のようにセカンドからと気負っていたが、相手に余裕のあるテニスをされてしまって16。
この大会、一昨年B4、昨年B8、今年こそはでB16。ぼくはすっかり自信をなくしてしまった。こんな予感もあったのだが、もしかしたらという思いもあった。現実は甘くないとあらためてしらしめられた。
しかし、こんな思いは何度も体験してきたので、痙攣の来ないからだ、3セットに耐える体力、二日目、三日目めも耐えるようにと努めていたつもりだった。痙攣は来なかったものの、二日目のシングルスの不甲斐なさは、相手が上手だったとはいへ、目指すテニがこんなに通用しないとは。なさけなく落胆は大きかった。
ぼくは肩を落として、まさにうつろな気持ちで、ダブルスのパートナーが戦っている8番コートへと出かけてみると、M氏はF氏と激戦の最中でファイナルへと突き進んでいた。
F氏は昨年福岡オープンでぼくと決勝戦を戦った選手で、フットワークは快調でF氏が有利かと見ていていたが笑ったのはM氏だった。最後の最後にF氏はロビングに足を取られて転び痙攣を起こしてゲームセットとなった。M氏の46 62 53の勝。試合時間2時間半。
数時間後に14番コートでダブルスの1回戦が行われ61 46 61で勝利した。
そして本日はシングルスの3回戦(B4決め)とダブルスのセミファイナルが行われた。
ぼくが7番コートへ到着したときM氏は小雨の中セカンドを戦っていた。相手はO県の人で大変な病を克服して復活した人と耳にしたが、凄いストロークでM氏を振り回していた。
得意のライジングで応戦していたものの、どう見てもM氏の劣勢に見えたが、スコアボードは接戦の内容。降雨のため名前のボードを取り外していたので、ぼくはスコアーを勘違いして最後まで見ていた。M氏がファーストを62で取りセカンドを戦っていると信じていた。セカンドは一進一体、ここで決着をつければ、ダブルスも少しは楽になるのではと気をもんでみていると、タイブレークとなって67でファイナルとなった。
負けを覚悟をしていたというM氏はここでセット11と追いついたのだった。26とスコアが変わったのでM氏が負けたのだと思っていると、隣の人が相手がネットして握手したと言う。ぼくは慌ててローピングアンパイアーの資料に目をやってぼくが勘違いしてみていたことが分かった。
M氏が勝ったのだ。昨日も今日も、気の遠くなるような激戦を制したのだ。暖簾に腕押し、負けそうにあって負けない勝負強さには、ただただあきれるだけだった。
9時半スタートした試合は今日も12時頃に終わった。アンパイヤーが近づいてきて、ダブルスは1時半を予定していますが、よかったら早めても結構ですという。M氏がじゃー試合進行に強力しましょと13時でOKですと答えた。小雨が少し強く感じはじめた。食事をして柔軟体操をして11番コートへ行く。
そのコートは張替えたばかりの新品の砂入り人工芝で、砂も十分に撒かれて、ホームコートABCインドアテニスコートと似ており、しめしめとぼくはうれしくなった。
相手は1シードの顔見知りのH氏、F氏ペアーで昨年度の優勝ペアーだ。H氏はシングルスで勝ち残っており、F氏は昨日M氏とのシングルスで泣いた選手。まさにつわものどのといったペアーに見えた。
相手のサービスから始まりブレークして10、ぼくがキープして20 21 22キープして 23 ブレークして3343 53 63。33までは息詰まる攻防でプレッシャーを感じていたが43とかたくキープしたのが大きかった。
セカンドはぼくからのサービス、危ういところを何とかキープしたのが良かった。ブレークして20 21 3141とこちらのペースで進み42 52 62と止めを刺した。
明日は決勝戦、相手は今年から70歳以上に参入したペアーだ。
M氏の明日のシングルスの相手を思うにつけ簡単には終わりそうもない。
ぼくは複雑な心境になっているが、ここまでくればなりゆきに任せるしか仕方がない。
九州毎日テニス選手権70歳以上のシングルスは11日水曜日から行われた。当日は朝から土砂降りでてっきり中止と宿りでたかをくっていたら、待機の13時までに予報どおり空模様は回復しだして、ヤバイと博多の森に急いだ。14時から試合開始で13番コートの3番目になっていた。2試合はスムーズに行き、いよいよぼくの出番となった。
雨上がりの水を含んだ、その上砂の少ない人工芝、そして強風の舞うコートと、ぼくのテニスは適用できずに、両手打ちの打ちそこないがいく度あったことか。それでもなんとか踏んばり33まで行き、43と成りかけたのを落とすと36ファーストを落としてしまった。
大阪からの相手は、ランキングは70台で実力は遜色ないと踏んではいたが、対して見ると思った以上に手ごわかった。甘いボールはすかさず攻撃に転じられ、スライスを相手のバックに沈めてネットに出ると、スライスでストレートを何本も抜かれていた。初戦で敗退か、今日までの練習はなんだったのか、頭には色んなことがよぎっていた。
セカンドは必死で終わってみれば61でものしていた。強風は収まらず何時しかナイターが点灯していた。
ファイナルは41とリードして勝利を手繰り寄せたと安堵したのがいけなかった。42 43 53でぼくのサービス、0 40とブレークされそうになった。ヤバイヤバイと心の中で叫んでいた。54での相手のサービスに勢いを与えてしまう。そうなればむつれることは避けられない。
そこからジュースまで持ち込み、逃げ切ってぼくの勝利となったが、ぼくの体はかなりのダメージを受けていた。
12日(木)シングルス2回戦は9時半から14番コートで行われた。相手は今年から70歳以上に参戦の選手、北九州のT氏のテニス仲間で技量は聞き及んでいたが、そこそこ戦えるのではと内心思っていた。
しかし蓋を開けてみると最初の1ゲーム、チャンスがあるのを落とすと、後は取れそうにあって取れなかった。終わってみれば06。ベーグルで落とは。セカンドは最初に1ゲームとり、1回戦のようにセカンドからと気負っていたが、相手に余裕のあるテニスをされてしまって16。
この大会、一昨年B4、昨年B8、今年こそはでB16。ぼくはすっかり自信をなくしてしまった。こんな予感もあったのだが、もしかしたらという思いもあった。現実は甘くないとあらためてしらしめられた。
しかし、こんな思いは何度も体験してきたので、痙攣の来ないからだ、3セットに耐える体力、二日目、三日目めも耐えるようにと努めていたつもりだった。痙攣は来なかったものの、二日目のシングルスの不甲斐なさは、相手が上手だったとはいへ、目指すテニがこんなに通用しないとは。なさけなく落胆は大きかった。
ぼくは肩を落として、まさにうつろな気持ちで、ダブルスのパートナーが戦っている8番コートへと出かけてみると、M氏はF氏と激戦の最中でファイナルへと突き進んでいた。
F氏は昨年福岡オープンでぼくと決勝戦を戦った選手で、フットワークは快調でF氏が有利かと見ていていたが笑ったのはM氏だった。最後の最後にF氏はロビングに足を取られて転び痙攣を起こしてゲームセットとなった。M氏の46 62 53の勝。試合時間2時間半。
数時間後に14番コートでダブルスの1回戦が行われ61 46 61で勝利した。
そして本日はシングルスの3回戦(B4決め)とダブルスのセミファイナルが行われた。
ぼくが7番コートへ到着したときM氏は小雨の中セカンドを戦っていた。相手はO県の人で大変な病を克服して復活した人と耳にしたが、凄いストロークでM氏を振り回していた。
得意のライジングで応戦していたものの、どう見てもM氏の劣勢に見えたが、スコアボードは接戦の内容。降雨のため名前のボードを取り外していたので、ぼくはスコアーを勘違いして最後まで見ていた。M氏がファーストを62で取りセカンドを戦っていると信じていた。セカンドは一進一体、ここで決着をつければ、ダブルスも少しは楽になるのではと気をもんでみていると、タイブレークとなって67でファイナルとなった。
負けを覚悟をしていたというM氏はここでセット11と追いついたのだった。26とスコアが変わったのでM氏が負けたのだと思っていると、隣の人が相手がネットして握手したと言う。ぼくは慌ててローピングアンパイアーの資料に目をやってぼくが勘違いしてみていたことが分かった。
M氏が勝ったのだ。昨日も今日も、気の遠くなるような激戦を制したのだ。暖簾に腕押し、負けそうにあって負けない勝負強さには、ただただあきれるだけだった。
9時半スタートした試合は今日も12時頃に終わった。アンパイヤーが近づいてきて、ダブルスは1時半を予定していますが、よかったら早めても結構ですという。M氏がじゃー試合進行に強力しましょと13時でOKですと答えた。小雨が少し強く感じはじめた。食事をして柔軟体操をして11番コートへ行く。
そのコートは張替えたばかりの新品の砂入り人工芝で、砂も十分に撒かれて、ホームコートABCインドアテニスコートと似ており、しめしめとぼくはうれしくなった。
相手は1シードの顔見知りのH氏、F氏ペアーで昨年度の優勝ペアーだ。H氏はシングルスで勝ち残っており、F氏は昨日M氏とのシングルスで泣いた選手。まさにつわものどのといったペアーに見えた。
相手のサービスから始まりブレークして10、ぼくがキープして20 21 22キープして 23 ブレークして3343 53 63。33までは息詰まる攻防でプレッシャーを感じていたが43とかたくキープしたのが大きかった。
セカンドはぼくからのサービス、危ういところを何とかキープしたのが良かった。ブレークして20 21 3141とこちらのペースで進み42 52 62と止めを刺した。
明日は決勝戦、相手は今年から70歳以上に参入したペアーだ。
M氏の明日のシングルスの相手を思うにつけ簡単には終わりそうもない。
ぼくは複雑な心境になっているが、ここまでくればなりゆきに任せるしか仕方がない。