2012年11月11日
ATP65位がなく
日曜日、雨。
終日テレビの前で過ごす。NHKの昼を挟んだ将棋、囲碁、太平洋マスターズのゴルフ、全日本テニスの男子決勝戦と、この二つはチャンネルを切り替えながら見ていた。
テニスは杉田祐一が伊藤竜馬を64, 63のストレートで下した。全日本のタイトルが是非欲しい伊藤と一昨年の覇者杉田との間には微妙な心理的な差が勝負に表れていた気がする。
伊藤は昨年も決勝に進出していたが守屋宏紀の前にまさかの敗退をきしていた。今年こそ全日本のタイトルをものにして世界に向けて専念したいと考えていたに違いない。
現在のAPTランキングは伊藤65位、杉田121位、守屋186位で負けるわけにはいかなかったはず。
石川 遼は昨日終盤、首位に立っていた。久しぶりに見る石川のプレーは安定していた。一夜明ければ乱れるのが世の常、しかしチャンネルをオンすると今日も首位に立っており、最終ランドにタイガーウッドが身に着けえる真っ赤なウエアーを装っていたから本人だとすぐ分かった。16アンダーと終盤を前にして4打差で独り舞台を演じるかと見ていると、天候は小雨から本降りとなって、久しぶりの勝利を前にして、ショットパットが微妙に狂い始めていた。
ボギーを二つ、2位の松村道央がバーデイを一つ奪い最終ホール18番ロングホールをを前にしてその差は1打差14アンダー、13アンダーとなっていた。
ドライバーは互角でヘヤウエイをキープ。先にセカンドを打った松村はミスショットながらヘアーウエイを転がりグリーンのはしっこにラッキーなツーオン。
遼は5番ウッドで果敢に池越えのピンに焦点を合わせていた。ゴルフをショー(?)、お客さんに見せるものと意識している遼は刻んだりの小細工はほとんどない。ほとんどフルショットでピンを攻めて行き観客に爽快感を与えている。
遼は5番ウッドを握っていた。降雨の中グリップが少しでも緩めば、池ポチャやなどのリスクが待っているのだ。松村が池越えのピンを狙っていたらおそらく池ポチャのはずだったであろう。リスクを避けるならばそれが正解なのかもしれない。
ひょうとはなたれたボールは旗を目指して空高く一瞬消えた。遼の顔には苦渋が走る。静まり返った観客の歓喜がどよめいた。ボールは池をようやく超えてグリーンエッジ落ち何とかグリーン際に転がりこんだ。
これで遼の勝利は動かないと思ったが松村の執念のロングロングパットは、どよめきの声が上がるほどのきわどいパットで沸かせ、そして両者ともバーデイを決めて遼は二年ぶりのウイナーとなった。
終日テレビの前で過ごす。NHKの昼を挟んだ将棋、囲碁、太平洋マスターズのゴルフ、全日本テニスの男子決勝戦と、この二つはチャンネルを切り替えながら見ていた。
テニスは杉田祐一が伊藤竜馬を64, 63のストレートで下した。全日本のタイトルが是非欲しい伊藤と一昨年の覇者杉田との間には微妙な心理的な差が勝負に表れていた気がする。
伊藤は昨年も決勝に進出していたが守屋宏紀の前にまさかの敗退をきしていた。今年こそ全日本のタイトルをものにして世界に向けて専念したいと考えていたに違いない。
現在のAPTランキングは伊藤65位、杉田121位、守屋186位で負けるわけにはいかなかったはず。
石川 遼は昨日終盤、首位に立っていた。久しぶりに見る石川のプレーは安定していた。一夜明ければ乱れるのが世の常、しかしチャンネルをオンすると今日も首位に立っており、最終ランドにタイガーウッドが身に着けえる真っ赤なウエアーを装っていたから本人だとすぐ分かった。16アンダーと終盤を前にして4打差で独り舞台を演じるかと見ていると、天候は小雨から本降りとなって、久しぶりの勝利を前にして、ショットパットが微妙に狂い始めていた。
ボギーを二つ、2位の松村道央がバーデイを一つ奪い最終ホール18番ロングホールをを前にしてその差は1打差14アンダー、13アンダーとなっていた。
ドライバーは互角でヘヤウエイをキープ。先にセカンドを打った松村はミスショットながらヘアーウエイを転がりグリーンのはしっこにラッキーなツーオン。
遼は5番ウッドで果敢に池越えのピンに焦点を合わせていた。ゴルフをショー(?)、お客さんに見せるものと意識している遼は刻んだりの小細工はほとんどない。ほとんどフルショットでピンを攻めて行き観客に爽快感を与えている。
遼は5番ウッドを握っていた。降雨の中グリップが少しでも緩めば、池ポチャやなどのリスクが待っているのだ。松村が池越えのピンを狙っていたらおそらく池ポチャのはずだったであろう。リスクを避けるならばそれが正解なのかもしれない。
ひょうとはなたれたボールは旗を目指して空高く一瞬消えた。遼の顔には苦渋が走る。静まり返った観客の歓喜がどよめいた。ボールは池をようやく超えてグリーンエッジ落ち何とかグリーン際に転がりこんだ。
これで遼の勝利は動かないと思ったが松村の執念のロングロングパットは、どよめきの声が上がるほどのきわどいパットで沸かせ、そして両者ともバーデイを決めて遼は二年ぶりのウイナーとなった。
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