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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    富士山

    晴れ。
    疲れていたので一人で留守番と思っていたが、天気が良いのだ。週末は天気は崩れる予報だし、出かける気になった。
    三ツ境駅までの近道もPCのGoogle地図でアップしていたので確認したい気にもかられてた。
    9時に出発、近道は確かに早い、これで昭和の森テニスコートへの道は少し楽になれそうだ。

    相鉄本線で海老名で乗り換え、小田急小田原線急行、小田原行きで新松田まで、そこでJR御殿場線、沼津行きで御殿場に着いたのは11時半近く。JR松田駅のホームからも見上げる先に雲にまみれて富士山が少し顔を見せていた。

    御殿場駅近くの車窓からは富士は見えたのに駅舎の中から窓際で富士を探すが見当たらない。一階に降りて探すと駅前の商店街の狭い通路に富士山が窮屈そうに顔を見せていた。

    fuji-1

    これからどうすえばいいのかかいもく分からない。
    とりあえず腹ごしらえと駅舎の一角にある立ち食いうどんやが目に付いた。いなり二個と月見そば、けっこううまかった。
    富士山を見に来たのですけどと言うと、歩くならそこの道をまっすぐ行けばいいという。ここからも富士山が見えたのだけれどねと道路向こうの大きな建物を指差して残念そうに言った。

    よし、歩こう富士山に向かって、片道2時間あるいて4時間の予定で歩き出した。国道は富士山に向かって直進している。風は強くその内富士の雲もなくなると思ったが富士山の雲の変化は少ない。気温もひんやリだ。

    fuji-machi

    電線がこんなにも素敵な景色を台無しにしているとは思わなかった。電線や柱でシャッターチャンスは見つからない。
    その内その内と思いながらあるくが電線がなくなるわけはない。国道は緩やか坂道でえいえいと続いており少しでづつだが緑が多くなりさえぎるものも少なくなる。

    fuji-conbi

    23

    fuji-hawashi

    青年の家から富士山五合目とある。青年の家までバスで行ってそれから五合目まで歩けばよかったかも知れないと後で思ったことだ。

    歩き疲れたところに桜公園と命名した大きな石が道路わきに目に付いた。

    fuji-sakura

    fuji-hazakura
    (さくらの木と富士山)

    fuji-hana

    満開の桜と富士山がきっと同居して見えるに違いないと公園内に足を踏み入れて思った。だらだら登りは立ち止まると体に負担を感じ出したし、これ以上近づいても富士山の雲が晴れることはないだろうと考えて、この公園を今日の終点とした。

    富士山と対峙しながら1時間以上夢中で歩いた。頭の中はからっぽになっていた。富士山という存在は日本人にとって特別なのもにはちがいない。

    gotennba







    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:49 | コメント(2) | トラックバック(0)