2009年09月15日
六連敗中のデル=ポトロ桧舞台での恩返し
晴れ。
USオープン男子シングルス決勝、早朝からテレビの前に座る。ファーストからセカンドの中盤まではフェデラーの優位に進んでいた。
デル=ポトロは初めての決勝戦、雰囲気に呑まれたか、らしくないミスがあり、フェデラーは王者の風格でたんたんと追い詰めていたが、慣れるにつれて、ファーストは3-6で落としたものの、セカンドの中盤4-5フェデラーワンブレークでのサービスをブレークして5-5 6-6とタイブレークになり7-5でデル=ポトロもぎ取る。
サードは6-4でフェデラー、フォーは又タイブレーク7-6(7-4)でデル=ポトロが取ってファイナルセットに突入したが、デル=ポトロの勢いは止まらずに6-2で念願の優勝を果たした。めでたし、めでたし。
デル=ポトロのサービスとフォアーの強打にナダルもフェデラーの沈んだということか。
フェデラーに6連敗中のデル=ポトロ、USオープンテニス決勝戦の場で恩返しをした。
・・・・・・・・・・・・・・
デル=ポトロにとっては、今回が初のグランドスラム決勝進出となるばかりか、これまでフェデラーとの6度の対戦では全て負けていた。しかし、今大会の準決勝でナダルを圧倒したデル=ポトロは、その翌日の決勝でフェデラーを困惑させることとなった。
試合後のインタビューでフェデラーは「この信じられない大会のお祝いをフアン・マルティンに送りたい。僕も満足はしていますが、彼がベストでした。」と、自分より7歳も年下のチャンピオンに祝辞を述べた。
普段は冷静さを保つことで知られているフェデラーであったが、この試合では審判の判定に対し激しく抗議するシーンがあった。
第2セット第10ゲーム、フェデラーがゲームカウント5-4とリードして迎えた自らサービスゲーム、デル=ポトロがダウンザラインに放ったパッシングショットがワイドと判定されると、デル=ポトロがCGリプレイによるチャレンジに成功し、このポイントはデル=ポトロのものとなる。しかし、この判定に納得のいかないフェデラーは、ボールが残したマークを指すなど抗議をする。それは次のゲームになっても続き、そのスキをついたデル=ポトロが逆転で第2セットを奪取する。
「結局、あのポイントで試合を犠牲にしてしまった。」と、フェデラーは後悔していた。
一方のデル=ポトロは、ナーバスになったフェデラーに対し20歳の若者らしい一面を試合中に見せている。あるポイントでランニングショットを決めたデル=ポトロは、その勢いのまま観客席に駆け寄り観客とハイタッチを交わすなど会場を盛り上げた。
「夢を見るならば、一つはUSオープンで優勝することで、もう一つはロジャーのようになることでした。その一つが達成できました。」と、表彰式で述べたデル=ポトロは続けてフェデラーの方を見ると「あなたのようになるためにたくさん練習が必要です。最後のポイントまで戦い抜いたあなたに賛辞をおくります。」と付け加えた。
4時間6分にも及び、1999年以来となるフルセットマッチとなった試合を制したデル=ポトロは、1977年のG・ビラス(アルゼンチン)以来のアルゼンチン人チャンピオンになると共に、今大会史上5番目の若さでタイトルを獲得した。 ・・・・・・tennis365.com yori
USオープン男子シングルス決勝、早朝からテレビの前に座る。ファーストからセカンドの中盤まではフェデラーの優位に進んでいた。
デル=ポトロは初めての決勝戦、雰囲気に呑まれたか、らしくないミスがあり、フェデラーは王者の風格でたんたんと追い詰めていたが、慣れるにつれて、ファーストは3-6で落としたものの、セカンドの中盤4-5フェデラーワンブレークでのサービスをブレークして5-5 6-6とタイブレークになり7-5でデル=ポトロもぎ取る。
サードは6-4でフェデラー、フォーは又タイブレーク7-6(7-4)でデル=ポトロが取ってファイナルセットに突入したが、デル=ポトロの勢いは止まらずに6-2で念願の優勝を果たした。めでたし、めでたし。
デル=ポトロのサービスとフォアーの強打にナダルもフェデラーの沈んだということか。
フェデラーに6連敗中のデル=ポトロ、USオープンテニス決勝戦の場で恩返しをした。
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デル=ポトロにとっては、今回が初のグランドスラム決勝進出となるばかりか、これまでフェデラーとの6度の対戦では全て負けていた。しかし、今大会の準決勝でナダルを圧倒したデル=ポトロは、その翌日の決勝でフェデラーを困惑させることとなった。
試合後のインタビューでフェデラーは「この信じられない大会のお祝いをフアン・マルティンに送りたい。僕も満足はしていますが、彼がベストでした。」と、自分より7歳も年下のチャンピオンに祝辞を述べた。
普段は冷静さを保つことで知られているフェデラーであったが、この試合では審判の判定に対し激しく抗議するシーンがあった。
第2セット第10ゲーム、フェデラーがゲームカウント5-4とリードして迎えた自らサービスゲーム、デル=ポトロがダウンザラインに放ったパッシングショットがワイドと判定されると、デル=ポトロがCGリプレイによるチャレンジに成功し、このポイントはデル=ポトロのものとなる。しかし、この判定に納得のいかないフェデラーは、ボールが残したマークを指すなど抗議をする。それは次のゲームになっても続き、そのスキをついたデル=ポトロが逆転で第2セットを奪取する。
「結局、あのポイントで試合を犠牲にしてしまった。」と、フェデラーは後悔していた。
一方のデル=ポトロは、ナーバスになったフェデラーに対し20歳の若者らしい一面を試合中に見せている。あるポイントでランニングショットを決めたデル=ポトロは、その勢いのまま観客席に駆け寄り観客とハイタッチを交わすなど会場を盛り上げた。
「夢を見るならば、一つはUSオープンで優勝することで、もう一つはロジャーのようになることでした。その一つが達成できました。」と、表彰式で述べたデル=ポトロは続けてフェデラーの方を見ると「あなたのようになるためにたくさん練習が必要です。最後のポイントまで戦い抜いたあなたに賛辞をおくります。」と付け加えた。
4時間6分にも及び、1999年以来となるフルセットマッチとなった試合を制したデル=ポトロは、1977年のG・ビラス(アルゼンチン)以来のアルゼンチン人チャンピオンになると共に、今大会史上5番目の若さでタイトルを獲得した。 ・・・・・・tennis365.com yori
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