tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
<<  2011年 8月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • いてぃごのどうでもいいはなし
  • 山口オレンジテニスクラブ
  • 悪戦苦闘記録
  • ちゃーぼうと一緒
  • 最近の記事
    終日喪に服す
    09/28 22:56
    テニス仲間の訃報
    09/27 22:43
    墓参り
    09/25 22:24
    最初と最後で
    09/23 21:30
    ダブルスの軌跡-2
    09/22 22:24
    ダブルスの足取りー1
    09/21 22:47
    障子の張り替え
    09/20 21:38
    M氏単複優勝 グラス…
    09/13 23:49
    M氏単MS氏複ファイ…
    09/12 23:11
    ダブルス 初戦突破の…
    09/11 22:26
    月別アーカイブ
    最近のコメント
    I'm on wor…
    Arianna 10/26 13:19
    優勝おめでとう!…
    akemi 09/15 23:37
    リリパパへ強がり…
    ていちゃん 09/14 23:20
    優勝おめでとう!…
    リリパパ 09/14 20:40
    リリパパ へ惜し…
    ていちゃん 09/14 20:09
    akemi ちゃんへ…
    ていちゃん 09/14 16:58
    akemi ちゃんへ…
    ていちゃん 09/14 16:57
    ダブルス決勝進出おめ…
    リリパパ 09/13 06:59
    いろいろとドラマのあ…
    akemi 09/10 20:42
    じいちゃん、おめでと…
    akemi 08/25 14:14
    このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






    光陰矢の如し

    金曜日、晴れ。
    いつものように昼からコートへ出かけた。K氏が来ていたのでストロークの練習をお願いする。明日明後日と郵政の全国大会が熊本で開かれるとのこと。パークドームと運動公園の合わせて20数面を使っての規模らしい。

    左肩は可もなければ不可もない。うじうじの状態で、サービスやボレーは怖くて躊躇する。K氏からシングルスを誘われたけど来週まで待ってくださいと断った。やりたいのは山々だがここは辛抱のしどころだ。

    今日がおじさんの葬儀だと聞いていた。日にちがたっているのは何か事情があったのだろう。これで長女だったお袋の連れ添いを含めて健在なのは、次女の叔母さん一人になったが施設で寝たきり意思の疎通はかないそうもない。

    一つの時代が終わっていく。あの終戦の大変な時代を過して来た人たちだ。終戦時、幼稚園に行っていたぼくは、貧しさの思いでは腹いっぱい、人に語られるものではない。
    この叔母さんにも随分お世話になった。小学校の頃、夏休に遊びに行くのが唯一の楽しみだった。男の子が5人いて遊ぶには不自由はしなかった。近くに松林の海岸があり、すぐ側には大きな川もあり、そこの水溜りで泳いだりした。
    母は一番上で女4人男2人の6人きょうだいで、同じ世代のいとこはそこに参集したのだった。

    一番下の妹がおじさんに嫁いで全国を点々としたのち、松戸に落ち着いた。東京にいるということで親戚連中は上京するときは、何かとお世話になっていたのだ。

    先日おじさんがいみじくも口にしたよね。自分たちの結婚に一番先に賛成してくれたのはぼくの母、お袋だったという。突然の言葉にピンとこなかった。おじさんは三井か三池か当時栄えていた会社に勤めていたから、良縁で問題はないと思っていた。
    おじさんの姉妹に知能の低い人がいたことを後で思いだした。そのことがこの良縁と思われる縁談に影を落としていたのかもしれない。半世紀ゆうにたっているのに、ぼくの存在がそのことをおじさんの記憶に宿ったのだろうか。


    おじさんは叔母さんが倒れてから6年余り、献身的に尽くされた。それをぼくなりに思う。
    俺が来るのを待っていると、おじさんは喜々とした思いで毎日通ってたに違いない。二人の気持ちが通じあった、おだやかな歳月が通り過ぎて行ったのだ。おばさんの見舞いに行くごとに表情がすこしづつ失われているようで淋しかった。

    おじさんはおばさんを立派に見送って、その後を追われていったに違いない。


    般若心経
    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:07 | コメント(0) | トラックバック(0)