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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    土居美咲

    金曜日、はれ。
    昨日運動公園でダブルス4試合が応えたのか、あの炎天下が影響したのか、夕食後テレビの前に座ると、そのまま横になり12時まで仮眠、それから床へ、朝の6時まで寝ていた。今日も真夏日の様子だったが終日家で深夜録画のウインブルドンをじっくりと観戦。

    伊達がビーナスに後一歩と追い詰めたのは驚きで、見る人を感激させてくれた。負は負けでも錦織の負とは内容が天と地。グラフとの負試合がさも首を取ったかのように、何度も放映されているが、この敗戦もその一つに加わるのだろうか。

    それにして突如現われたように報道している土居美咲。マークしている解説者や報道陣は皆無だったのだろうか。第一試合も第二試合も勝利したのに、気持ちだけのスポットの放映。本戦での日本人の戦い、平等に放映してほしかった。錦織、伊達、森田は氏一回戦からフルに見せておきながら、2回戦に進んだにもかかわらず土居の放映がなく次は三回戦というから、テレビを見るほうがうろたえてしまった。

    早速テレビ解説室に土居を呼んで、今まで口にも出さなかったのに石黒やアナウンサー、解説者は、いかにもびっくりした顔つきで、歯の浮くような、褒め言葉を並べたてていた。
    こんな風に褒め上げられて、いい気持ちになって勝ち進んだ人たちのは数少ない。負試合で開設室へ戻ってきたのは伊達くらいだ。ほとんどの人は影を消して行く。

    土居は三回戦が終わるまでインタビューは逃げるべきだったと思う。浮ついて褒め言葉に慢心でもしていたら、勝てる試合も逃げてゆく。

    次の相手は甘い相手じゃのないのだ。土居の相手が決まるリー・ナとリシキの試合を最後まで見届けた。決勝戦でこんな試合をしてほしいと思うくらいの内容だった。

    全仏覇者のりー・ナが貫禄で優位に試合を進めていた。ファースト63でリー・ナ。セカンドは強烈なサービスとりーに引けを取らない強打のドイツのリシキが64で取りファイナルとなった。
    りー・ナのワンブレークで54、りーのサービスマッチとなってポイントも優位に進み誰もがリー・ナの勝利を予想したのだが、リシキはマッチポイントをしのぎ55と対に持ち込んだのだ。ファイナルはタイブレークなしで2ゲームとならければならない。
    王者に向かうリシキの捨て身とも思われるサービスと思い切りのストロークにりーはおされ気味に見えた。微妙にミスも出始めて結局86でリシキが取り歓喜が走った。リシキの36 64 86の勝利となったのだ。リシキの見せた歓喜の表現はあの苦しみを乗り越えた者のみが味わうことが出来る特権に思えた。

    土居はそのリシキと戦うのだ。

    リシキは21歳 178cm 70k 昨年末177位 6月20日 62位
    土居は 20歳 157cm 48k 昨年末157位 6月20日133位

    試合は終わってみなければ分からないが、かなり厳しいのは間違いないとおもう。

    昨年の全日本選手権土居美咲が米村知子を破って優勝した時、ぼくのブログ2010.11.6に杉山愛のあとを継ぐ一番手と書いた。
    それが現実に一歩も二歩も近づいている。

    リシキ

    土居美咲






    日記 | 投稿者 ていちゃん 22:56 | コメント(0)| トラックバック(0)
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