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シニアテニス両手打ちでの挑戦記 60歳代半ばにしてエルボーをこじらせ片手では打てなくなりバック、フォアーとも両手打ちに替えての試行錯誤、全日本ベテランテニス選手権出場目指してのつれづれ。

ていちゃん
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    米村知子選手よ!悔しさをばねにして・・・

    晴れ。明日はシングルスの試合だから体を休めていると11時ごろケイタイ。1人足りない。
    昼から軽くと思っていたので軽く食事をして出かける。I氏、M氏とH氏。昨日60歳以上で
    優勝したM氏と組んで3セット。2勝1敗。



    早めに帰って3時前にテレビの前に座る。全日本テニス選手権女子の決勝戦が行われるのだ。

    27歳の米村知子と17歳の奈良くるみの対戦。勝てば二人とも初のタイトル。

    zennihon jyoshi

    米村知子は4年前(2005)決勝で15歳の森田あゆみと対戦、ファーストは64で取りセカンドはチャンスがあったのに自滅して46、ファイナルは勢いに乗った相手のペースで36で落とした。セカンドは勝を意識して消極的になったところを突かれたのかな。今でも惜しかったとの印象がある。

    4年前は若かったと米村のコメント、23歳、彼女としては若かったのだろうが相手は15歳だった。テニスに取り組んだ年輪を米村は言いたかったのだろう。

    奈良くるみの名前は体は小さいが凄い子がいると2年前くらいから耳にしていたがプレーを見るのは今日が始めて。
    小さな体をフルに生かしてのサービスやショットはゴムまりのように若さ溢れる小気味の良いものだった。

    奈良は二年前(2007)全日本2回戦で米村と対戦しており、その時も奈良くるみが621663で勝っていた。

    経験からいって自分の方が有利だとコメントしていた米村知子は心の中では苦手意識があったのかな。

    初挑戦の奈良くるみはこれを踏み台として世界に挑戦したいと目を輝かせたが、米村知子はそれ以上に全日本と言うタイトルがほしかったに相違ない。

    2000年(鎮西高校)初めての全日本出場
    1回戦で和田奈々7(5)6 26 16敗退 優勝 井上青香

    2001年(スポーツクラブルネッサンス熊本)
    1回戦伊東千佐世に46 16敗退  優勝 藤原里華

    2002年 (フリー)     
    2回戦北村由美子16 26敗退  優勝 浅越しのぶ

    2003年(やまやコミュニケーションズ)   
    1回戦道慶知子36 63 67(1)敗退  優勝 吉田友佳

    2004 ( 〃 )
    1回戦井上青香63 57 26敗退    優勝 佐伯美穂

    2005 (ワコール)         
     準優勝 64 46 36 勝 森田あゆみ
    2006 ( 〃 )          
    ベスト4高雄恵利加 16 16    優勝 高雄恵利加

    2007 (角辻医院 )
    2回戦奈良くるみ26 61 36 優勝 中村 藍子

    2008 (アジアパートナーシップファン)
    ベスト4瀬間友里加46 46  優勝 クルム伊達公子

    2009
    準優勝 57 16 優勝 奈良くるみ

    調べてみると米村知子は10年回連続して全日本に出場している。
    連続10年は素晴らしい記録だと思う。彼女の挑戦する気持ちがここに現われている。

    だがこの全日本の優勝を目指して1年間戦い続けてきたという彼女の執念は、今日も叶うことはなかった。試合終了後ベンチでタオルをスッポリ頭からかぶっている姿は見るに忍びなかった。

    ファーストセットのレシーブ、コートの中で構えてプレッシャーをかけてワンブレークする。積極的なプレーはいちよう成功していたのだが、次の画面では43で米村のサービス、これをキープして53になっておれば勝敗は混沌としたかもしれない、しかし44となって奈良くるみのペースになっていった。
    ストローク、サーブビスとも奈良くるみの方が安定して威力が米村知子より勝っていたのだろう。

    試みた、いいでだまのネットダッシュ3回とも、鮮やかや奈良くるみのバックハンド両手打ちでノータッチでクロスを打ち抜かれては、ネットにも近寄れずにストロークの打ち合いだけでは奈良くるみの方に分があったようだ。

    この悔しさをばねにして、挑戦してくれることを、そして何時か花咲くことを祈っている。


    日記 | 投稿者 ていちゃん 23:20 | コメント(0) | トラックバック(0)